予定日が決定されるまで Until due date determined
妊娠初期
妊娠反応が陽性になった、生理が遅れている、基礎体温の高温期が14日を超えて続いている、その他妊娠の可能性があるという方は、なるべく早い時期に受診をお願いいたします。初期の症状、つわり、不正出血、腹痛、その他マイナートラブルのご相談に迅速に対処できます。問診、内診、超音波検査などで診察いたします。
よく「妊娠○週目まで受診しなくてよい」とかいわれますが⋯
週数は基礎体温記録または不妊治療(体外受精等ART、人工受精)など、排卵日または授精日がわからない限り、正確ではありません。なぜなら最終月経からの週数は、生理の周期によって排卵日に差があります。
また妊娠の初期に生理と同様の出血があることがあるため生理と区別できません。
もし妊娠が正常な子宮内妊娠以外(異所性妊娠=子宮外妊娠)の場合、突発的に腹腔内出血(異所性妊娠破裂)など問題が起こることもあります。かかりつけ医がない場合、診断と処置が遅れ、あなたの生命に関わる場合もあります。
主に超音波検査(経腟超音波)にて赤ちゃんの元気さや大きさを確認します。1~2週間ごとに来ていただき予定日を決定します。予定日が決定しましたら、母子手帳のもらい方、妊婦健診の受け方などの説明をいたします。
妊娠初期の問診でお伺いすること Early pregnancy questions
- 今まで病気(入院通院するような)はありましたか? 現在通院中ですか?(持病は?)薬など使ってますか?
- 今までに妊娠はありましたか? あれば、いつ?出産されましたか?異常はありましたか? など
- アレルギー(食物 医薬品、喘息)
- タバコ、お酒(習慣飲酒)は?
- 今症状はありますか? つわり、出血、その他気になることはありますか?など、問診票や診察室でお伺いします。
妊婦健診
※必要に応じて臨時受診をお願いする場合があります。
※予約制となりますので、事前にご予約ください。
| 初期検査(内診あり) | 8~11週 | 血液型、血算(貧血など)、血糖、B型肝炎抗原、C型肝炎抗体、梅毒反応、HIV抗体、風疹抗体、不規則抗体 、子宮頸がん検診 、一般細菌検査 |
|---|---|---|
| 20~24週 | 血液検査・GCT(糖負荷検査)・クラミジア抗原、経膣超音波(頸管長測定) | |
| 28週 | 血液検査(貧血など)HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型) | |
| 34週 | 血液検査(貧血など) | |
| 36週 | NST検査(ノンストレステスト) | |
| 37週以降の検診 (毎回内診あり) | 37週以降 | 内診(子宮の出口の状態をみます)予定日、NST検査(必要時にも随時NST検査する場合があります) |
外来でのエコー検査について
赤ちゃんの大きさ、胎位(向き)、心拍、胎盤の位置などの確認をしています。性別は、約20週以降のほうが見えやすく正確性が高いと考えられますが、必ずしも「確定」をお約束するものではありません。赤ちゃんの生まれつきの異常(先天異常)のすべてを発見することはできませんが、見えることもあります。
健診での超音波検査で気になるときは、高次施設(帝京大学千葉総合医療センター、千葉大学附属病院、その他)をご紹介することがあります。
妊娠13週以上の妊婦健診の時には、ご主人またはご両親も一緒に超音波検査を見ていただくことができます。ご希望の場合は診察時にご一緒にお入りください。その他のご家族の場合はスタッフにお伝えください。
臨床遺伝専門医による
遺伝カウンセリング・出生前検査(NIPT) Genetic Counseling & NIPT
妊娠中には「赤ちゃんの健康状態について知りたい」「出生前検査を受けるべきか迷っている」といった悩みを抱える方も少なくありません。そのような疑問や不安に向き合うため、臨床遺伝専門医による遺伝カウンセリングを行っています。
遺伝カウンセリングでは、妊娠経過やご家族の既往歴などを踏まえながら、出生前検査の種類や特徴、検査によって分かること・分からないこと、結果の受け止め方などについてご説明します。
検査を受けることを前提とするものではなく、ご本人やご家族が情報を整理し、それぞれにとって納得のいく判断ができるようサポートすることを目的としています。
また、出生前検査(NIPT)認証制度等運営委員会の認証連携施設として、制度に基づいた体制のもとで検査の相談やご案内を行っています。この制度は、遺伝カウンセリングの実施や専門医療機関との連携体制など、一定の基準を満たした医療機関が認証される仕組みです。
認証施設で相談することで、検査前後の遺伝カウンセリングを受けながら検査を検討できるほか、結果に応じて高次医療機関と連携した適切なフォローを受けられる点が特徴です。
出生前検査(NIPT)は、母体の血液中に含まれる胎児由来のDNAを分析し、胎児の染色体異常の可能性を調べる検査です。主にダウン症候群(21トリソミー)などの染色体の数の異常について、妊娠早期から染色体の数の異常について調べることができ、一般的に妊娠10週頃から検査が可能とされています。
お腹の赤ちゃんに直接針を刺す必要がなく、母体への身体的負担が比較的少ない検査ですが、確定診断ではないため、結果によっては羊水検査などの確定的検査を検討する場合があります。
このような方が
ご相談されています
出生前検査や遺伝カウンセリングについては、さまざまな理由からご相談をいただきます。
- 赤ちゃんの健康状態について詳しく知りたいと考えている方
- 出生前検査(NIPT)について詳しく説明を聞いてから検討したい方
- ご家族に遺伝性疾患の既往があり、妊娠中の影響について相談したい方
- 年齢などを踏まえて出生前検査について知っておきたいと考えている方
- 検査を受けるべきか迷っており、専門医の説明を聞いて判断したい方
出生前検査や遺伝に関する疑問や不安については、遺伝カウンセリングで個別にご相談いただけます。検査の内容や特徴について説明しながら、ご本人やご家族の状況に合わせて検討の参考となる情報をご案内しています。
無痛分娩 Painless childbirth option
当院では無痛分娩を行っています。医師、外来スタッフにお声がけ下さい。別途ご説明いたします。
当院の無痛分娩の目標
- 経腟分娩を基本とし、状況に応じて適切に対応いたします
- 麻酔を用いて、陣痛の痛みをやわらげます
- 料金:8万円~12万円(処置内容や経過により異なります)
分娩予約 Delivery reservation system
分娩予約は、妊娠4~5カ月(12~19週頃)までにお願いします。分娩予約が多い場合はお断りすることもありますので早めのご相談、予約をお願いします。
また、出産入院申込みお預かり金5万円を妊娠34週時(里帰りの方は36週時)までにお支払いをお願いします。
なお以下の方については妊婦健診途中であっても分娩をお断り、またできないことがありますのでご了承下さい。(希望の病院または近くの総合病院を紹介いたします。)
- 内科・精神科・その他の合併症などがあり産科だけでは管理がむずかしいと診断した場合
- 妊娠高血圧症候群重症、妊娠糖尿病、前置胎盤・低位胎盤などを診断、発症した場合
- 必要な検査等を受けていただけない方
- いろいろな理由で安全なお産が難しい可能性がある方
家族入院
家族部屋がございます。詳細についてはスタッフにお問い合わせください。
母親学級
現在休止しております。再開までしばらくおまちください。
母乳育児支援
当院は、母乳育児を希望される皆様を応援いたします。外来では妊娠36週からの乳房のお手入れ、入院中は母乳育児確立に向けて、具体的な抱き方や含ませ方を中心に授乳の方法をお教えいたします。また、入院中は助産師が訪室し、母乳指導やマッサージなどをさせていただいております。
退院後は、赤ちゃんの体重チェック、乳房の状態、授乳方法の確認なども行っています。皆様の母乳育児を支援させていただきます。